日経225の真相

住宅費は管理費と固定資産税だけになります。
教育費は、将来にかかる費用を毎月貯金する形で計算します。
大学4年間の学費は、国立大学が平均293万円、公立大学が平均310万円、私立大学が平均580万円(文部科学省「データからみる日本の教育2008」より)。
子供2人が私立大学に進学すると想定した場合、10歳の子はあと7年、8歳の子はあと9年の間に580万円が必要になります。
すると1カ月あたりでは、10歳の子が約6万9000円、8歳の子が約5万4000円です。
保険料は、家や車の損害保険が約2万円、妻の生命保険料が約1万円ほどと考えられます。
生活費が約21万円、教育費が子供2人で約12万3000円、保険料が約3万円。
住宅の管理費と固定資産税で2万円程度。
支出の合計は約38万3000円です。
しかし、このすべてを収入保障型定期死亡保険で補う必要はありません。
夫が亡くなると、遺族年金が出ます。
遺族年金は、18歳未満の子供がいる場合、「遺族厚生年金」と「遺族基礎年金」の両方が出ます。
遺族厚生年金の目安は、年収÷12×1・3。
年収が600万円なら年間約65万円です。
遺族基礎年金は妻が年間79万円で、子供は1人につき23万円です(子供2人までの金額。
子供3人目以降は1人につき7万5900円)。
遺族厚生年金と遺族基礎年金を合わせると年間約190万円になり、12で割ると毎月約16万円が入ることになります。
支出の合計が約38万3000円で、遺族年金による収入が約16万円。
ランソフトを巧みに操る外資系生保やカタカナ生保の高い保険売りつけタイプの生保マンに「収入保障は月50万円は要りますよ」などと脅かされても気にすることはありません。
この金額をベースに考えてください。
また、子供の学費を夫の死亡保険や学資保険で用意していた場合、保険金がおりたり保険料が免除になることがあるため、支出から準備済みの学費の分を除いて計算しましょう。
ただし、遺族基礎年金は妻がもらう分も子供の分も、下の子供がl8歳になるまでしか支給されません。
妻の分はそれ以降、中高齢寡婦加算に引き継がれますが、年間59万円と遺族基礎年金のピーク時(125万円)より50%以上も少なくなります。
つまり現時点で夫を亡くした場合、下の子供が18歳をすぎたときから月額にして約6万円収入が少なくなります。
この点はあらかじめ考慮しておきましょう。
このことがどうしても不安なら多少収入保障の月額を上げてもかまいませんが、保険コストを節約するためすべてを生命保険でカバーしようとせず、他の収入補填を考えておくといいと思います。
三大疾病保険は保険料と解約返貢率で選べばOKここまでが生命保険の基本。
ここからはオプションです。
がん、脳卒中、急性心筋梗塞の三大疾病にかかって入院したとしても、医療保険で入院1日につき保険金がおりますし手術給付金も出ます。
しかし、三大成人病になったときに特別の保険金が必要なら、三大疾病保険に加入します。
統計上、男女合わせた死亡原因の約6割が三大成人病といわれており、オプションとはいうものの、その必要性は高いのかもしれません。
178・179ページの上は、代表的な三大疾病保険の比較表です。
どれも積立て型の終身保険になっています。
どの保険も、保障内容は同じです。
保険料の支払いが終わる年齢は60歳。
保険金は300万円。
がんは初めてがんにかかったとき(皮膚がん、上皮内がんは対象外)、脳卒中と急性心筋梗塞は60日以上所定の後遺障害が継続したときに保険金が支払われます。
また、三大成人病以外で死亡したときにも300万円の保険金が出ます。
つまり三大成人病か、その他の解約返戻率(%)45歳※設計条件は、契約者33歳男性。
解約返戻率(%)45歳※設計条件は、契約者33歳男性。
15三大疾病保険比較表(う17】介護保険比較表原因で死亡した場合のどちらか一度だけ保険金が支払われます。
通常、三大疾病のなかで、がんに関しては加入してから90日間は保険がきかないことになっています。
しかし、はこの90日間の待ち期間がありません。
加入した翌日にがんが見つかっても、保険金が支払われます。
保障内容が異なるのは、この部分だけです。
保障内容が同じなので、保険料と解約返戻率で有利なものを選べばOKです。
比較表を見ると、どれも解約返戻率が高いことに気づくでしょう。
60歳で解約しても9割以上、65歳で解約するとほぼ元本が全額戻ってきます。
三大疾病保険にも定期タイプがありますが、定期タイプはもちろん掛捨てでその期間内に三大疾病にならなければ、支払い総額そのものが保険コストになります。
しかし、働き盛りの期間だけの保障でよければ安い保険料で加入できる定期タイプも十分利用価値があります。
そういった意味から、まずは終身タイプで検討し、全体の保険料との兼ね合いで定期型にするなどの方法を考えましょう。
の保険料が若干高いのは、90日間の待ち期間がないため。
比較すると保険料の安さ、解約返戻率の高さともに条件がいいことがわかります。
介護保険は要らない?178・179ページの下は、2タイプの介護保険を比較したものです。
どちらも積立て型の終身介護保険で、保険料の支払いが終わるのは60歳。
大きな違いは、は保険金が一括で支払われるタイプで、は年金として毎年保険金が支払われるタイプだということ。
のほうは、公的介護保険制度の要介護4以上になったときに、介護保険金300万円が#NAME?金が支払われます。
は、公的介護保険制度の要介護2以上になったときに20万円の介護一時金が支払われ、以降、一生涯毎年20万円の年金が受け取れることになっています。
介護を必要としないまま死亡したときの保険金は100万円です。
このような保障がついている介護保険ですが、現在、要介護認定者の50%以上が80歳以上。
介護を必要としないまま亡くなるケースのほうが多いのです。
若いうちは介護保険はほとんど使われません。
介護保険は学資保険同様、保険会社が売りやすいので生まれた商品です。
「何かあったとき、誰が面倒見てくれるんですか。
なにか対策を打っておかないとダメですよね」となかば脅されるようにいわれると、人間心理として入っておかないといけないような気になりやすいのです。
介護費用が心配な方は、もちろん入っておくべきです。
しかし、必要になる可能性が少なく、もし必要になったとしても80歳以上の確率が高いのであれば、介護保険に払う保険料を死亡保険や医療保険、それこそ長期の資産運用の原資に回したほうが合理的です。
私はお客様から「介護保険はどうしたらいいでしょう?」と聞かれたら、「まず死亡保険や医療保険を充実させることを考えませんか」と答えています。
生命億陰に10年貯金して資産を増やす生命保険は、高い貯蓄性をもっています。
その貯蓄性を存分に活用するのが、生命保険の理想型「貯蓄」のための終身死亡保険です。
朗・59ページの表をあらためて見てみましょう。
これは金融商品別に貯蓄効果を比較したものです。
年間の積立額はいずれも60万円で、10年後にどれだけ増えるかを表しています(税金は考慮していません)。
一番目が、ゆうちょ銀行で1カ月満期の定期貯金を繰り返した場合のもの。
金利は0・03%で、10年後には8934円増えることになります。
2番目は、都市銀行に普通預金をしたときの数字で、金利は0・02%。
10年経っても5954円しか増えません。

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